10代・20代とキスが嫌いだった。
父親がしてくるやつが最悪だったからだ。
幼い頃、記憶はが曖昧だが
「ベロベロするぞー」みたいな事を言いながら
追い回されて、鼻も口も覆う感じで口を口で塞がれて 手足を押さえつけられ逃げれなかった。
兄弟で逃げていた記憶はあるけど
私しかやられてなかったのかもしれない。
臭くて苦しくて気持ちが悪くて最悪だった。
それにプラスして情事の最中もだ。
小学生の時はされるがままだった。
いつ、処女を喪失したのかも記憶がない。
自分の体が気持ち良くなる事で、私は父親だけを悪く思う事もできなかった。
母親の愛情を受けられなかった為に、その行為が特別で母親よりも大切にされていると思っていた節もある。
父親を信じていた。
私がされている事が何かを知ったのは
5年か6年の時で
「現代用語の基礎知識」という家に置いてあった本からだった。
まだ、「近親相姦」と書かれていて
相という字が使われていた。
相には
- 動詞や名詞に付いて、「一緒に」「ともに」「互いに」などの意味を添える。
とある。
合意の元で、一緒にと捉えられやすく
今は、近親姦と説明されているはず
昔は本しかなくて、資料も少なくて苦労したけど
20代の半ばからパソコンが各家庭にも普及しネットに救われた。
そして今も救われている。