今日、帰りがけに寄った温泉で5～6年生くらいの女の子が身体を洗っていた。
私が4年生位の時に、出掛けた先で仲良くなった家族に一緒にお風呂に入らないかと誘われた事がある。
百人一首の競技かるたの会場で兄弟の試合が終わるのを待っていたので暇を持て余していて
その時に仲良くなった人達だった。
父親に許可をもらいに行ったが許しは貰えなかった。
大きな施設に会場があって、お風呂にも入れたのだけど
その時の事を、その女の子を見ていて思い出した。
私はその家族とお風呂に入ってみたかった。
動機は不純だ。
私の身体は変じゃないか？
それを確認したかったのだ。
どう確認しようとしていたのかは謎だけど
同世代の女の子が居て、その子と自分の身体を比べてみたかった。
自分の身体が変じゃないか？
これは、父親に弄られている部分がおかしくなっていないかと言うことで
確認できる事ではない。
並行して、その子の親に聞いてみたかったのだ。
そんな事を親は子にするのか？と
そして、
やっぱり同じ理由で小学校の女子トイレの覗きをしていた事を思い出した。
メンタルの調子が悪いときってのは
こんな感じで落とし穴だらけだ。
涙が出そうになり、悲痛な顔で項垂れている私
心配はかけたくなかったが、その話を友達に聞いてもらった。
ただただ、重い話を友達は黙って聞いてくれた。
長い付き合いの友達だから可能な事だ。
ここまでの信頼関係を築けている事が奇跡だ。
そして、今もすこぶる体調が悪い。
女子トイレを覗いている事が先生にバレた時に
私が勇気を出して
父親の事を言えていたら、どうなってただろうか？
兄弟妹の今はないのだろうな･･･継母は専業主婦で経済力がなかったし
公務員だった父は懲戒免職になっていたかもしれない。
そうなるといつも脅されていた。
私は親に言わないでくれと先生に泣きながら懇願するしかなかった。
そして、何故か先生は親に言わなかった。
私の犠牲の上で兄弟妹は大学に行き高学歴の上で大企業に勤めている。
私は、家族も居て 友達にも恵まれているけど苦しい。
そして、親とも兄弟妹とも連絡をとれずに生きている。
