等身大で生きる

性的児童虐待 フラッシュバック注意

後悔

中3の時に

 

近親姦から逃れたい一心で、父親に「生理が来ない」と言った事がある。

 

父親は真に受けて、中絶しに行くと言った。

 

高校受験を県外ですると言う体で、九州まで行って中絶しようと・・・

 

 

馬鹿なんだな・・・と思った。

 

 

中出ししてないじゃん。

それでも、できる人はいるのだろうけど

そもそも嘘だし

 

自分の娘に中絶しろとか言うのか・・・

それも受験って偽って

 

実の娘とも思ってないか

 

実母の浮気の子供だと言っていたしな

 

そんなものか・・・

 

その1年後、私は高校の家庭科の授業で

中絶の罪深さについて、どこまでも美しい正論を女性教師から聞かされ

 

将来の夢を書かされた。

 

10年後、君たちに送付するとの約束付きだった。

 

 

私は21歳で長女を産んだ時に、その家庭科の先生に連絡をとって将来の夢を送ってもらった。

 

 

私の夢は結婚して双子の女の子を産みたいと

幸せになりたいと書いてあった。

 

 

家庭科の教師からは、平凡な素敵な夢ですね。

的なお手紙がついていて

 

私は無性に腹がたった。

 

そこで、返信を書いたのだ。

 

貴方は、平凡と言うけれど

私にとっては、不可能に近い夢だったと

そして、あなたがしてくれた家庭科の中絶の授業だけど

 

それは、実の父の子を妊娠してしまったとしても同じ事を言うのかと

 

 

後日、謝罪の手紙と赤ちゃんの靴下が届いた。

 

私は、酷い事をしてしまったと悔やんだ。

 

そう思ってもそのまま何もしないで26年も経ってしまった。