小学、中学と家に居場所がなかった私は
小学生の時は外遊び命
中学生になると、友達の家に寄ったりして過ごしていた。
おやつを出してもらったり、良くしてもらった記憶が今の私を支えている。
それくらい、人の優しさに飢えていたし
友達の家の方がくつろげて優しい空気だった。
大人になって家庭を持って親になって
もう26年経つが、家に子供の友達がかなり来る。
泊まりにきたり、昼ごはんを食べたり
一緒に出掛けたり
途切れる事がない。
当然、お金もかかる。
かかるお金を全部 請求する訳にもいかない。
私が中学生の時に、本当に良くしてくれた友達の家に母が苦情の電話をした事がある。
学校帰りに毎回、うちの子がお邪魔しているようですけど非常識じゃないかと
それっきり、友達と不仲になった。
でも、今となってみると
持ちつ持たれつの関係が成り立たないなら
負担になってしまうのだ。
私が好きだと言えば、わざわざ 手作りのエビフライを作ってくれた。
心配してくれた。
大好きだった友達のお母さん
私は彼女の様になりたいと思った。
ずっと彼女にお礼が言いたい。